0歳赤 保育士がすすめる 感性を育てる絵本10選!

保育士という仕事

ベテラン保育士が選んだ0歳児の赤ちゃんにおススメ絵本10選

第10位・・・「ぽかぽか」

『ぽかぽか』は新井洋行氏が得意とする低年齢向けの絵本です。

2012年、2013年に発売され、大変好調だった『ツリーさん』『ハッピーハロウィン!』

に続く、季節感を感じられる赤ちゃん絵本。ぽかぽかとあたたかくなった

ある日、太陽が「はるですよー! おきてくださーい!」

とつぼみに声をかけ、つぼみは満開の花を咲かせる。

すると、その咲いた花が「はるですよー!」虫たちを起こします。

続いて、虫と花たちがクマを冬眠から起こし・・・というように、

春らしさを感じられる生き物たちが、連鎖的に次々に目覚めていく、

という内容です。

絵は新井氏らしく、かわいく、はっきりしたシンプルな絵。花も大きく

描かれているので、通常の読み聞かせはもちろん、おはなし会など、

遠くから見ても十分な楽しめる。クライマックス直前にはちょっとした

ひねりもあり、生き物たちが勢ぞろいするラストは、まさにほんわか

とするあたたかな雰囲気に包まれている。あかちゃんの季節感も

育まれる、楽しい1冊。

第9位・・・「いないいないばああそび」

登場するのはこいぬコロ。

あれれ、おててで顔を隠してるよ。

「いない いない」

おててを下に開くと、コロが笑顔で……、「ばあ~」楽しいしかけ絵本。

お次はピイちゃん。ピイちゃんもおめめを隠して。ねこのミケもおててで隠して。

「いない いない……ばあ!」

今度はかいじゅうさんも、ゆうちゃんも。最後はママも!

赤ちゃんから小さな子どもたちまで、みんなが大好き“いないいないばあ”遊び。

しかけをめくると次々に登場する明るい笑顔に、みんなが喜んでいる姿が目に

浮かぶ。

ママのページは、目の部分に穴が開いているので、本当の目をあてて、お面の様に

して遊べる。お子さんの名前を呼んであげれば、もっと喜ぶはず。

親子の遊びの時間を楽しく演出してくれる、持っていれば頼もしい「あかちゃんの

あそびえほん」シリーズ。

第8位・・・「おひさまあはは」

笑いは気分を上げてくれる。ちょっとだけ疲れていたり、何だか泣きたい気分に

なった時に赤ちゃんと読んでほしい1冊。

「おひさまが あはは」「おおきな きが あはは」「ことりが あはは」みんな、

それはそれは大きな口を開けて思いっきり笑っています。

さあ、一緒に声に出して笑ってみよう。

「おはなが あはは」

「こいぬが あはは」

なんだか元気が出てきたな。でも…あれ?今度は、ぼくだけしかめっつら?

どうしたの?そうしたら、ほらママの出番!黄色い表紙に元気いっぱいな

おひさまの顔。

この絵本には、理屈抜きの笑顔とパワーがあふれています。おもいっきり

声を出して一緒に笑っちゃおう。

第7位・・・「がたんごとんがたんごとん」

がたん ごとん がたん ごとん「のせてくださーい」とミルクの哺乳瓶。

でんしゃは、ちょっぴりうれしそうな顔でミルクをのせてはこびます。

がたん ごとん がたん ごとんそこへ、赤いカップとスプーンが「のせてくださーい」

がたん ごとん がたん ごとん・・・・・

のせるものが増えていくたびに、でんしゃがますますま一生懸命な表情になるのが

すごくいい。

でんしゃの音と「のせてくださーい」の繰り返し。

最後は「しゅうてんでーす みんなおりてください」とでんしゃは行ってしまいますが、

読み終わるとすぐ「もういっかい!」

子どもって、シンプルな繰り返しの絵本、大好きです。よびかけて、こたえがあって。

それが繰り返される安心感。

まっさらな心のつぼを刺激されるのかもしれません。

作者は、才人、安西水丸さん。

1987年に発売以来、ずーっと人気があって売れつづけている絵本。

第6位・・・「もこ もこもこ」

得たいのしれないものが出てきて大きくなったり、落ちたり、膨らんだり、飛んだり、

赤ちゃんの好きなワードや子どもの感性を刺激する絵の構成で楽しむ絵本。

物語ではなく音と絵を楽しむ絵本!

赤ちゃんでの、言葉と抽象的な絵に子どもの心と体がスーと入り込んで、シーンで身を

沈めたり、もこで体を浮かせたり、つんで顔を突き出したり、ぱちんで手を打ったり、

ふわんふわんで立ち上がったりと、この子なりの受け止め方、表現方法でこの絵本

を楽しめる。

第5位・・・「だっだぁー」

赤ちゃんのことばあそび……「ぶっひゃひゃぁー」「むちゅむちゅ」、共通言語は

擬音語です。大人にはなかなか言いにくいワードですが、赤ちゃんだっておしゃべり

したい。

この本は、ことばの音を楽しむ遊び心を応援します。調子をつけたり、声色を変え

たり、たとえば「だらっだらーーー(と間をひきのばして期待させて)……

だっだぁー!」

と喜び合ったり。自由に盛大に遊んでください。

ちなみに、登場するカラフルなお化けたちは、赤ちゃんの守り神。

(作者・ナムーラミチヨより)

これぞまさしく赤ちゃんのための絵本。2004年8月発売の同名のボードブックは、

発売以来、赤ちゃん自身が、愛して・反応して・

読みたがる(読んでもらいたがる)絵本として、ママたちから熱い評価を得てきた。

「赤ちゃんの評価が高い絵本」ナンバーワン!

第4位・・・「しましまぐるぐる」

この絵本はうちの子ども達も大好きだった・・。丈夫な本だったので、傷むことなく長い

期間重宝した一冊!

まず目を引くのは、そのカラフルな表紙と厚み。小さ目サイズのボードブック仕様になって

います。赤ちゃんのおもちゃとしても耐えうる丈夫なつくりになっているのです。

そしてページを開けば、タイトル通り画面一面に「しましま」模様。黒と白でインパクト

抜群。次に「ぐるぐる」、今度は赤と白。

その次にはしましまの魚が泳ぎ、へびがぐるぐる巻きになって、しましまのスイカが登場

したかと思えば、ぐるぐる模様のキャンディーが……。

なんだか大人が見ていると目が回ってしまいそうですが、この絵本が本領を発揮するのは、

実際に赤ちゃんに読んであげた時!

食い入るように画面を見つめている様子に気が付きます。コントラストの強い配色による

「しましま」と「ぐるぐる」の模様に反応をするのだそう。

そしてどのページにも赤ちゃんの好きな「お顔」の絵も入っています。

「しましましま……こんにちは」「ぐるぐるぐる……ぺろぺろきゃんでぃー」リズムの良い

言葉を声に出しながら、指をさしたり、もちろん、月齢の低い赤ちゃんほど反応は薄いので

心配になってしまうでしょう。でも大丈夫。

じっとしながらママやパパの声を聞いていたり、ぼんやりと眺めて楽しんでいるはず。

この絵本、可愛いだけじゃなく、なかなか頼もしい1冊なのです。まずは楽しく読んで

あげてみてください。

第3位・・・「のせてのせて」

赤いジープみたいなかっこいい車をまこちゃんが運転しています。「まこちゃんのじどう

しゃです。はしりますよ。ブブー」そこへ「ストップ!のせてのせて」。

うさぎが手をあげています。うさぎといっしょ、びゅーん。そしたら「ストップ!のせて

のせて」。

今度は2匹のくまが手をあげています。10匹の子ねずみとおかあさんも!

みんなをのっけたじどうしゃはびゅーん、トンネルに入ります。「トンネル トンネル

トンネル トンネル」「まっくら まっくら まっくら まっくら」この4回ずつ繰り返す

リズムと真っ暗なページ、まるで本当に「通過中」の体感マジックです。

「でた!おひさまだ!」みんなのうれしそうな顔、顔、顔。

みどころは、言葉のリズムはもちろん、表情豊かな動物たちと疾走感、個人的には最後の

絵も(風景のなかを車が走っていく)。

長きにわたり愛されてきた本です。

第2位・・・「かおかおどんなかお」

まあるい形に目がふたつ。鼻がひとつに、口もひとつ。これだけであっという間に

・・・「かお」の出来上がり!

口が大きく開いて「たのしい顔」、ヘの字になれば「かなしい顔」。目がつりあがって

「おこった顔」、眉毛もさがって「こまった顔」。

パーツは一緒なのに、形がちょっと変わるだけで、こんなにも表情がくるくる変わっ

ちゃう。さて、甘いものを食べた時にはどんな顔になる?あかちゃんは「かお」が大好き!

だから、ページをめくるたびに色んな「かお」が登場するこの絵本。楽しくて仕方がない

はずです。

この絵本は子どもの表情を豊にしてくれるはず!

作者はあの柳原良平さん(「アンクルトリス」と言えばピンとくる?)。小さい子どもた

ちに向けた絵本もたくさん手がけられている。

だけど、色合いといい、軽妙な線といい、そのセンスの高さに大人もついつい顔がほころ

んでしまいます。

第1位・・・「だるまさんが」

保育園でも赤ちゃんが大好き絵本・・不動の第1位!!!

赤くて、ぷくーっと膨らんだように丸くて、小さな手足がちょこんとついていて、なんだか

びっくりしたような顔をしてこちらを見ているのは…だれでしょう?

「だ る ま さ ん が」ページをめくれば、そのまあるい体が、かけ声と共にゆらゆら揺れ出

して……

「どてっ」

あ、ころんじゃった!!

「だ る ま さ ん が」今度は……「ぷしゅーっ」あれ!? なんかぺっちゃんこになってる!!

0歳の赤ちゃんから大人まで笑ってしまうと、発売以来ずっと多くの読者を喜ばせ続けている

この絵本。柔らかそうな丸くて赤いかたまりが、伸びたり縮んだり、転んだり。目をつぶった

り、開いたり、笑ったり。おまけに「ぷっ」とする。だるまさんっていう名前なんて知らない

小さな子でも惹きつけられてしまっているのが、その反応を見ているだけでわかる。

呼びかけるような言葉のリズムも声に出してみれば独特な「間」をつくってくれて、誰が読ん

だって笑っちゃうのです。

作者のかがくいひろしさんが絵本を作る時にこだわっていたのが「もの」「音」「うごき」

「見立て」なのだそう。理屈がわからなくたって、見て、聞いているだけで楽しくなってくる。

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まだまだ紹介したい本がたくさんあり過ぎ・・・またの機会に!

ワーママMIRAI
mirai

ワーママで副業で不動産投資をしています。不動産投資を始めてから2年、副業 不動産投資 家賃月収は20万!3人の子どもをワンオペで育てながら保育園で25年勤務して管理職をしています。

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