
・前回、非認知能力が子育てにおいて重要だという話はしました。
子ども達にとってベストな保育園選びスタート!その中で見つけた
名前も聞いたことのない保育園・・・。
保育士の血が騒ぐ、園見学をしたい!申し込みをしていざ、その
保育園に!
一緒に散歩に行くことになった。昭和の香りのする素朴で素直な子ども
達と・・。保育中にお邪魔になるといけないので、子どもは取りあえず
実家でお留守番!同業者に気を遣ってしまう。
順調に散歩に出かけた。ふっと「保育士の視点から散歩の様子をみてし
まう」職業病。何か違和感があった・・・私の経験したことのない散歩
スタイル!

<何かが違う?>

①子ども達に「今日どこ行く~?」当日に決めさせている。「○○公園~!」
と答えて、行き先を決定!
(普通は保育士がコースを決めて、当日の朝に危険個所がないか下調べして、
危険な場所を避けたルートを選択する)
②子ども同士で手をつながない。保育士とも手をつながない。2~3歳
くらいの子ども達が、個々自分たちで気をつけながら白線の中を歩いて
いる。
(普通は2人で手をつないで歩いたり、散歩リングを持って散歩するものだ)
③車が遠くに見えたら、先生が声を掛けなくても自主的に子ども達がフェンス
にピタッとくっついて動かない。お互いに「車きたよ~」と声をかけあっている。
自分達で危険を察知して回避している。
(普通は「車が来たよ~!」と笛を鳴らして危険を知らせて、保育士が子ども達を
ガードして車から守る。)
保育士目線で見れば、この散歩は危険と隣り合わせ!リスクしかない。
聞かずにはいられない・・・「先生達は、子ども達が怪我したら・・・と怖さを
感じませんか?」と。
そしたら、あっけらかんと先生は「子ども達は、自分達で危険を判断して回避でき
る力を持っているのよ!ちゃんと毎日の積み重ねで、体で覚えているの!子ども達
の能力を信じているだけよ。」
衝撃だった!あまりにも普通とかけ離れて過ぎて、返す言葉もない。次に出た言葉
が「4月から入園させてください!」だった。
私も普通ではないかもしれないが、私の理想の子育てのパートーナーとして、この
保育園を選ばずにはいられない。
自分の勤務している保育園は園児が300名近くいるのに対して、全園児で15名
くらいしかいない本当に小さい保育園だった。

<入園してからも驚きの連続>

・この保育園に入園のしおりなどはなく、持ち物の書いたぺらの紙をもらい
「これ用意してね~」みたいな感じで、質問しても「適当でいいよ~!」
みたいな感じ。拍子抜けして笑えてきた!肩に力が入り過ぎてる、私。
・この園は保育園ではなく「共同保育所だった」共同保育所とは、保育士・親と
共同で子育てをする共同体・・・そういう保育園があるんだ~と驚き!
この甘い認識がのちに、「ワーママの週末に園の奉仕作業&バザー」で過酷な
試練を私に与えることとなる。
ここから楽しく、長く大変な自分との闘いの9年間の保育園生活が始まった!


コメント
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